菜の花と油かす 

カテゴリ:菜の花(緑肥)

初挑戦の菜の花稲作 硫安を10kg使ってしまったり

除草剤を振ってしまったり 有機栽培になりませんでした。


最初のかけ出しから菜の花の播種に失敗し 

全然生えてない所がありましたので

肥効の調整の為に 途中で油かすをやりましたが

いざ 出穂してみると 油かすをやった方が良くできてるんですね



菜の花肥効の部分
DSCF3165.jpg  

油かす肥効の部分
DSCF3166.jpg


菜の花の茂り方が不足してたのでしょうか?

油かすを振った方が 穂が充実してるように感じます

また 他の田んぼに比べてあまり出来がよくないような気がします。


北側の水口近くは 紋枯れ病がかなり進んで上位葉まで赤くなり始めてます

DSCF3162.jpg

また 東側 油かすを振ったあたりは 色のおかしい籾があります

DSCF3148.jpg


去年も同じような穂がありましたが問題ありませんでしたけどね

たぶん 風でこすられてこのようになるんだと思います

乳白米について 

カテゴリ:2010年稲作

去年 2等になったお米がありました

等級が下がった原因が 「死米」ですよ

嫌な表現ですが乳白米の事ですよね。


「お米の高温障害による品質低下について」と題して農協からバンフが回ってきました


乳白米 背白米 基白米 などが発生する原因として

出穂から20日後まで平均気温が26℃~27℃以上(日最低気温が24℃を超える)

の時や日照不足により発生するそうです。


高温障害
JA阿南パンフより転載


別に調べたところ 穂肥の量が適切でないと発生しやすいようですね


穂肥が少なすぎると 澱粉がつまり切らないうちに登熟してしまうので
          基白米や背白米が発生する


穂肥が多すぎると 籾数が多くなりすぎ相対的な澱粉量が少なく
         乳白米が発生する

これをもとに前年に白未熟粒が発生していれば 発生部位で穂肥の調整ができますね


一番効果的な対策としては 登熟期のかけ流しや夕方灌水で地温を下げることだと思います


去年はコンバインの作業性を考えて 早くから落水したから発生したのでしょう








コブノメイガその後 

カテゴリ:2010年稲作

毎日暑い日が続いていますが 例のコブノメイガの幼虫は

活動を停止してるみたいです。


ライフサイクルが30日らしいので第二世代に入ったら

爆発的に増えたらどうしようと考えていたのですが

被害葉は全く増えたように思いません


一度防除した 今川の田んぼは

DSCF3180.jpg

少し下の方で被害葉が見えますが 止め葉に関しては全くありません


他の田んぼは殺虫剤の散布はしてませんが同じように増えてません


被害葉が沢山出てた篠原の田んぼは

DSCF3187.jpg

止め葉は食べられた形跡がありませんね。


コブノメイガも活動に適した気温と言うのがあるのでしょうか

今年のような暑さでは 全く防除する必要はないようです。

苦土過石(リンマグ マグホス)の効果 

カテゴリ:2010年稲作

少し前に「止め葉が直立しない」記事を書きましたが

直立してないと葉の陰になって株元に日光が当たらず

受光体制がわるい稲姿になるわけです

穂が止め葉の中に沈み込んだ形が理想的と思っています。


穂肥に過リン酸石灰を施肥した今川の田んぼは

まだ止め葉が軟弱状態です

DSCF3206.jpg

別に風が吹いてるわけでもないのに 止め葉が横になってますね


苦土過石(リンマグ)を施肥した篠原の田んぼは

DSCF3213.jpg

止め葉が直立して穂が沈み込んでますね


苦土は食べると苦いことから にがいつちと書いて苦土ですね

マグネシュウムの事です

植物の葉緑素(クロロフィル)を構成する要素で

燐酸や石灰分の吸収をよくします

また 稲の根から出す根酸の分泌を助ける働きがあり

稲はこの根酸によって周りの不溶性成分を溶かしながら

吸収することができます。


米の食味を上げるために使った苦土過石ですが

これだけ凄い効果があったんですね。

恐るべしクログワイ 

カテゴリ:雑草

難防除雑草クログワイの記事は何度も書いてきましたが

今年の稲作も終盤になって

一発除草剤だけを使った近所の田んぼです。

DSCF3198.jpg

通常の除草剤が土中にイモを持つクログワイに

どれだけ無力が分かりますね。

DSCF3197.jpg

畦際だけでなく田んぼの中の方も沢山出てます

こういった田んぼは必ず収穫前にクログワイと共に倒伏します

細い葉っぱですのであまり収量に影響しないように思いますが

私の経験では 300kg台に激減します。

やっぱり 中期除草剤のサンパンチに頼るしかないですね。


痛快コシヒカリつくりと言う本 

カテゴリ:2010年稲作

当ブログ訪問者の方からコメントやメールを頂いた中で

井原豊さんの「痛快コシヒカリつくり」を読んでいる方が

多いのに自分では持っていませんでした。


今までこれほどへの字稲作ににこだわってきたのに

れいの「とあるお百姓さんのホームページ」だけに頼ってました。


今年になって 井原豊のへの字型イネつくりは買って読んでたんですが

3日前に楽天ブックスでここまで知らなきゃ損する痛快コシヒカリつくりを注文しました

昨夜 本が届いたのですが内容が素晴らしかったので

報告しておきます。


さすがに への字稲作の提唱者ですので

への字稲作について分かりやすく徹底的に解説されています。

一項目づつ読みきりで書かれてますので

どこから読み始めても面白いです。


への字稲作を実践されるには必携の本になりそうですね。

もっと早くから購入すべきでした。



こんな感じの本です

img030.jpg

ここまで知らなきゃ損する痛快コシヒカリつくり


止め葉赤葉枯れ症 

カテゴリ:2010年稲作

少し前に「いもち病が発生」って記事を書いてましたけど

間違ってたようなので削除しておきます。


部分的に止め葉が赤くなってた田んぼのAさんの話を聞きました

農協の指導員に見てもらったところ 水の入れすぎで根が弱って

最近の高温から酸素不足になり 葉が赤くなると言うことらしいです

 DSCF3216.jpg

止め葉をよく見てみると 赤い斑点が先から元の方へ向かって広がっています

DSCF3218.jpg

ネットで調べたら 止め葉赤葉枯れ症 と言うらしいです

詳しくは PDFファイルで書かれてますが ここ です

村のあちこちで発生していました

DSCF3215.jpg


DSCF3219.jpg

DSCF3220.jpg

対策としては 中干しや出穂後の間断灌漑や掛け流しが効果がありそうです。



一株の穂数 

カテゴリ:2010年稲作

去年に比べて 硫安で10kg施肥量を少なくした

篠原の田んぼは やっぱり穂が少し短く感じます。

DSCF3241.jpg

隣のV字が調子よいからそう思うのかもしれません

隣の穂も比較に手で持って見ました

DSCF3242.jpg

やっぱり我が家のへの字が立派でしたね


ところで その篠原の田んぼで畦際の1株ですが

穂数が何本あると思いますか?

DSCF3250.jpg

かなり凄い株のように見えますが 周りに広い空間を持っているわけでもないんですよ

DSCF3251.jpg

真ん中の株ですが 穂の数を数えて驚きました

49本の穂が出ています。

田んぼの中の方はそれほど多くはないですけどね


一方 隣のV字の立派そうな株を数えてみました

DSCF3252.jpg


穂の数は 29本です

植えつけ本数が多いので 田んぼの中でも穂数は多いかも分かりません

への字に比べれば株間が狭いので 坪あたりの穂数は変わらないかもですね


果たして 収穫量は刈り取ってみないと何とも言えないです。

今年は慣行稲作が豊作のようです 

カテゴリ:2010年稲作

稲作は初期の不作が豊作を呼ぶ なんてどこかで聞いたような・・

今年がそれでしょうね

田植え時分に続いた低温で どことも初期の生育が悪かったです

過剰な分げつが少なくて無効分げつが抑えられたことと

弱った苗が元肥えを食い残して 後半 一気に肥効が出てきたことで

ある程度への字に近い葉色の変化になった事がよかったように思います




去年の写真 左が今川の田んぼ

sm8.jpg


今年の写真 右が今川の田んぼ

DSCF3238.jpg

今年は隣の穂の方が大きいような気がします

ただ 茎数がかなり少ないようで 収量はこちらが多いはずですけどね


こちら 篠原の田んぼ (写真右) 

DSCF3239.jpg

去年ほどの大差がないです

への字追肥を控えたことと 隣が中干しを軽めにして

根のストレスを避けた事で差が縮まりました。

8月8日 田んぼの様子 

カテゴリ:2010年稲作

今川の田んぼ   順調に葉色が落ちてきましたが止め葉は直立しないままです

DSCF3258.jpg

畦際では 少し色づいてますがこの田んぼが一番遅いでしょう

DSCF3257.jpg


紋枯れ対策のモンカットは果たして効いてるのでしょうか

田んぼの中の方は発生が少ないようですが 

畦際ではかなり上の方まで上がってるのがあります

DSCF3259.jpg




大地  初挑戦の菜の花稲作 もうひとつ出来が良くないです

穂の大きさ 茎数とも隣の方がよいような気がします

写真右が大地
DSCF3262.jpg

畦際では去年のようにグッと垂れさがる穂がないですよね

DSCF3263.jpg



篠原の田んぼ  地主さんに「去年よりよう出来とるぞ」って言われたのですが

果たしてどうなんしょう ただ葉色は倒伏しそうにない感じで安心して見られます

写真左が篠原の田んぼ
DSCF3264.jpg

こちらは黄緑色の止め葉が直立して穂が沈み込んでます

DSCF3266.jpg



窪地 田んぼの中の方まで黄化してきました


DSCF3276.jpg


畦際ではスズメに食べられてますが少し赤味がかってきました

DSCF3278.jpg



台風よいつでも来い 

カテゴリ:2010年稲作

沖縄の南で台風4号が発生しました。

今後九州の南海上を北上し日本海を西に移動するようです。



それでね 夕飯の時 「台風来んかな?」って嫁に話したんですよ


心中は 「まわりはこけて 我が家の田んぼだけしゃきっと立ってる」

事を想像してたんですけど すぐに見抜かれて

「あんたの阿弥陀さんは どこへ行ったん?」 って言われてしまいました。



でもまあ 今年は今川の田んぼ以外は

硫安をもう一振りやればよかったと悔やまれるくらいで

あまりよい出来ではないので

少々のことでは倒れないだろうと言う安心感があります。


最近はほとんど雨が降ってなかったのですが

今日は朝からしとしと雨が降りました。

会社から帰りに挫折倒伏してる田んぼを見つけました

DSCF3279.jpg


私が田んぼを引き継ぐ前 父親もよく畳を敷いたように倒してましたね

自分も への字稲作を始める前は何度か倒しました。


今は倒れても根元からポッキリ折れる挫折倒伏はまずないだろうと

自信を持ってますが 果たして台風の直撃にでもあったら

どんなことになるのか やっぱり怖いですね。




稲刈り適期予測 

カテゴリ:2010年稲作

去年は1枚づつの田んぼの収量を正確に測るために

稲刈りの日にちがだいぶ長くかかりました


今年はライスセンターも利用して短期間で

稲刈りを終わらせようと思っています。


こちらでは同じ農協のライスセンターでも場所によって

集合乾燥と個別乾燥に分かれています


どちらも予約が必要で 特に個別乾燥は予約を早くしないと

受け入れてくれない場合があります。



それで 稲刈りを始める日を特定しないといけないのですが

去年は出穂からちょうど1ヶ月で稲刈りをしていました。

今年は7月23日に出穂してますので 8月23日と言う事になりますが

もう少し早いだろうと思います。


稲刈り適期は 籾が85%黄化した時と言う事ですが

実際 籾の色は判別しにくく

私の場合は 籾が付いている軸の色で決めてます


田んぼの畦から 4~5歩中に入り 平均的な穂を手に取り

穂先から3つ目の2次枝梗(枝分かれした軸)が黄化した時が

刈り取り適期として考えています。


だけど その日を10日も前からどうやって見分けるかですよね

ライスセンターの予約 まだ迷っててできそうにありません


ちょっとできすぎの今川の田んぼでもだいぶ熟れてきましたが

DSCF3300.jpg


穂先を手に取ってみると 畦際では枝梗が黄化した穂が少しありますが

DSCF3298.jpg

中の方は まだまだ青いです

DSCF3299.jpg

一番早く色づいてきた窪地は平均的に黄化が進んでますが

DSCF3306.jpg

まだ先の方の軸だけが色づいてるくらいです



台風はそれたけど 

カテゴリ:2010年稲作

昨夜はかなりの雨が降ってました

今朝 田回りをすると やっぱりよくできてた

Yさんの田んぼは部分的に倒伏してましたね
DSCF3332.jpg

我が家のへの字は 出来があまり良くないから

心配ないだろうと思ったら わずかに傾いていました

DSCF3331.jpg

田植えから120日近くになるので かなり年寄りの稲になってるはず

老化現象から ワラが弱ってきてるのかもです


乾燥機 水分計のテスト 

カテゴリ:2010年稲作

前に乾燥機の水分計と言う記事を書きましたが

修理屋さんに言われたテストをやってなかったんです。


会社がお盆休みになったので 納屋の隅に置いていた乾燥機や

籾すり機 計量機 など いつもの位置にセットしました。


それでようやく乾燥機を回せるようになったので

水分計が正常かどうかのテストをしてみました。


穀物補正のダイヤルをテストに入れ

DSCF3338.jpg

熱風乾燥のスイッチを入れます

このとき 停止水分を14.5にセットしておきました

DSCF3337.jpg

それで 30分くらいしたら乾燥機が止まったのですが

自動運転終了のランプがついて 水分値が表示されてます

13.8になってました

1%以内の誤差ですので 水分計は壊れてないと言う事ですね。

DSCF3341.jpg


ところがです 水分値は熱風乾燥のスイッチを入れた直後に

13.8が表示されていたんです

つまり熱風乾燥を続けても変化してなかったことになります。


水分計が付いてるところを見つけました

籾の張り込み口のすぐ下です

DSCF3349.jpg


DSCF3351.jpg


今日は時間があれば ばらして中を見てみようかと思っています


タバコ後の田んぼ 

カテゴリ:2010年稲作

今日は お盆の墓参りに奈良のおじさんが帰ってきました。

明日は大阪の弟も帰ってくるので また親族寄せ集めて飲み会で盛り上がります。


その伯父さんの知り合いの所へ車で行ったのですが

大野町と言う所で タバコを作ってるところが多く

田植えが極端に遅いみたいです。

DSCF3356.jpg

上の写真を見てください  奥の方の田んぼは稲の穂が色づいてきてます

手前は 田植えして1週間前後でしょうか

もうちょっと遅ければ2期作もできそうですね


ところで 我が村では稲刈りが始まってました

DSCF3353.jpg

ほんの7~8km離れた村で これほど違いが出るんですね


西方山 登山 

カテゴリ:2010年稲作

我が家の田んぼ だいぶ色づいてきました

窪地は葉の色が青く見えますが

籾は今にも刈り取りできそうな色です

DSCF3368.jpg


去年 止め葉が大きく立ち上がって長い穂が出ていた篠原の田んぼですが

今年は 色が薄く 穂も少し短めで収量がどうなるか心配です

DSCF3366.jpg


去年の同じ場所の写真です 穂先が道路にくっつきそうでした

sm3_20090812130648.jpg



ところで 阿南市を一望できるような山が有って

前から登ってみたかったので行ってきました


コブノメイガ 被害田 

カテゴリ:2010年稲作

会社への通勤途中に レンゲをきれいに咲かせた田んぼがありました

もちろん景観作物として咲かせたんでしょうけど

DSCF1609.jpg

その後が良くないです かなりの窒素量が発現されるはずのところ

今までと同じように肥料をやってました

6月1日に田植えして その後 ずっと濃い葉色できました

中干しをバリバリに干して茎数を抑えてましたが

出穂が終わるとコブノメイガの集中攻撃にあってます

DSCF3421.jpg

やっぱり色の濃い田んぼに集まるんですね

止め葉のほとんどが白く食害されており

収穫量にかなり影響しそうですが 今となってはどうしようもないでしょうね

DSCF3423.jpg


田んぼで籾の水分を測ってみました 

カテゴリ:2010年稲作

少し前に乾燥機の水分計と言う記事を書きましたが

このときに修理屋さんが話していた

稲の穂は 先と元とで7%くらい差がある と言うのを

実際 田んぼに行って測ってみました


我が家の水分計 かなり古いもので付属の籾すりロールのゴムがだめになってました

新しい部品が来ましたので使ってみることにしたのです

DSCF3441.jpg


田んぼでは 完熟の穂と未熟な青い穂を取って

別々に測ってみることにしました

DSCF3451.jpg

付属の小さい籾すり器に水分の誤差が出ないように

手袋をして籾を入れます

DSCF3452.jpg

青い未熟米はかなり水分が高く うまく籾すりできません

小さく砕けてしまうものが多いです

DSCF3454.jpg
 
それでもまあ 拾い集めて測ってみるとなんと

DSCF3455.jpg


33%近くありました



試料皿を掃除して

DSCF3456.jpg


完全に黄化した籾を 籾すりロールで籾すりし 取りだします

DSCF3458.jpg

付属のピンセットで 試料皿に載せ もう一度計ります

DSCF3459.jpg

絶対 素手で触ってはだめです  誤差が出ます


DSCF3446.jpg

こちらは 25%ですので 8%の差がありますね


籾乾燥機の中で これらが混ざり合って乾燥されるのですから

乾燥中の水分もばらつきが出るわけですね






米麦水分計 SK-1040A :2-8814-01

全面倒伏の田 

カテゴリ:2010年稲作

毎日暑い日が続いていますが これからの農作業

熱中症に気を付けてくださいね。


今日は会社で修理作業を1日中しましたが 全身汗まみれになりました。

最近 重機で積み込みしたり プラントの操作室で仕事してましたので

冷房に体が慣れてしまっていて 外の仕事はかなりこたえました。

上からの照りつけと ガス溶断と電気溶接で熱源の中の仕事でした。

もちろん 水分はじゅうぶん取って熱中症に備えましたけど


ところで下の写真 左の田んぼは凄く長い穂を付けてますよね

DSCF3475.jpg


こちらの地方では見たこともないくらい長い穂です


でも 畦際だけで田んぼの中はこんな状態

DSCF3472.jpg


8月中 かなり離れて通った台風の雨が少し降っただけで

ドシャ降りの夕立とかもなかったのですが 

5日くらい前のしとしと雨でこんなになりました。


那賀川の下に大きなパイプを通す工事をしていたのですが

その時に使った場所を田んぼに復元して

すぐに田植えしたところです。


大がかりに天地返しをしたのと同じで

地力窒素が効きすぎたのが原因でしょうね。



でも よく見ると畦際は倒れていません

DSCF3470.jpg

株元まで日光が当たるので 競争して伸びあがらないから

下位節間の徒長が抑制されるからでしょう


への字稲作は疎埴にすることで田んぼの中のほうでも

株元まで日光が当たりやすくなり 畦際と同じ理屈で倒れにくくなるんですね。



稲刈り適期とお米の食味 

カテゴリ:2010年稲作

少し前に稲刈り適期予測と言う記事を書きましたが

適期の判断に穂の2次枝梗が先から3本目まで黄化した時が

稲刈り適期だと言う事を 村の稲作名人から教わっていました。

実際に今までピッタシカンカンでできていました。


ところが今年はちょっと違う見たいです

穂の枝梗の黄化にばかり気を取られていましたが

ふと気がつくと籾はほぼ黄化して熟しているような気がします。

DSCF3488.jpg

なぜ 籾が熟してきているのに枝梗が黄化してこないのか

それは 窒素肥料を控えたこととリンマグを使ったからだと思うのですが・・

硫安で8kg去年より少なくしました


慣行V字稲作では穂肥窒素量が多すぎると 枝梗が早枯れして

同じ株に未熟米があるにもかかわらず 刈り遅れによる胴割れや薄茶米の発生になるそうです


枝梗の生きている籾は完熟までおいても湿乾を繰り返さないので

食味を落とさないとか・・

なるほど  我が家のコメはうまい部類にはいるのか

画像をクリックして下さい 解像度を上げてあります
DSCF3513.jpg

そんなわけで 稲刈りは21日から始めることにしました


真夏の夜の夢 

カテゴリ:モグラ

まだまだ暑い日が続いています

毎晩 晩酌のビールが楽しみでついつい飲みすぎています。


今夜も嫁と語りあいながら飲んでたんですが

おかしな話をはじめたんです。


昨夜 朝方5時前に怖い夢を見て目が醒めて

ベットでじっとしてたら 妙な音がしたと言うんです。


ブゥォ~ンと言うような音が ある程度間隔をおいてしたそうで

気になるものだから 各部屋をくまなく探したけど見つからない


不定期に間隔をおいて音がするものだから 眠れず

そのまま朝を迎えたそうです。


それでね・・・

その音の原因は何だったと思います?



れいのモグラ撃退器です

田んぼの期間中 ものすごく役に立ってくれました

DSCF3500.jpg

嫁のリクエストもあって 田んぼから持ち帰り

家の裏庭に作ってる家庭菜園に移動したのですが

DSCF3503.jpg

この機械から出る音だったそうです。

朝 畑に水やりに行ったら音が聞こえたそうで

やっと謎が解けたと言っていました。


モグラ撃退器だけを手に持ってたら ピユゥ~ンと言うような音が

するだけなんですが 土に差し込むと変わってくるんですね。


まあ いづれにせよ一件落着でよかったです。

8月20日 田んぼの様子 明日から稲刈りです 

カテゴリ:2010年稲作

窪地  この田んぼから刈り取りをはじめようと思っています

       ほぼ完全に黄化しています

DSCF3496.jpg


畦際では用水の中まで穂が垂れこんできました

DSCF3497.jpg


大地  窪地に次いで熟れてきています

       初めての有機栽培 収穫量と食味が楽しみです


DSCF3486.jpg

隣は 昨日刈り取ってしまいました


今川の田んぼ  24日に刈り取り予定 ライスセンターに持っていくつもりです

DSCF3484.jpg


篠原の田んぼ  毎年熟れてくるのが遅くて刈り取りは最後です

                去年より熟色が赤くないですね 

DSCF3494.jpg



手刈りなしの稲刈り方法 

カテゴリ:稲刈り

今年のこの暑さにはまいってしまいますね

去年までは前日に四隅と畦際の1~2条を手刈りしてましたが

今回は全くせずにコンバインで刈り取りすることにしました。


入口が右の田んぼ 窪地からです

新しく建てた長男の家のすぐ横に入口をつけましたので

田んぼ全体から見ると入口が右です
DSCF3528.jpg

このコンバインは全面刈りではないので 

田んぼに入る前に刈り取り部をなるべく右に移動しておきます

DSCF3541.jpg

畦際の2条を残し まっすぐに刈り進みます

DSCF3543.jpg

反対側の角まで来たら そのままコンバインの3倍くらいバックし

ゆっくりと左に2条くらい刈り広げます

このとき 刈り取り部を左に寄せておけば稲を踏まないですみます

また バックする時 一度ニュートラルにして刈り取り部を動かしておくと

刈り取った稲が田んぼに落ちなくて済みます。

DSCF3552.jpg

2~3回刈り広げますが バックする距離はだんだん短かくします


DSCF3554.jpg


十分に刈り広げたら また畦際を2条残して刈ります

DSCF3559.jpg

我が家はコンクリートの畦ですので デバイダーが当たる手前で止めると

やはり2条残ってしまいます

DSCF3560.jpg

結局 田んぼの隅はこんな感じで残ります

DSCF3558.jpg

反対側の畦際を刈ってるところ

DSCF3566.jpg


この作業を繰り返して 田んぼを1周したら

通常のように周回刈りをして 十分なスペースができると

コンバインの向きを反対にし 逆刈りで畦際を刈り取ります

DSCF3609.jpg

このときにナローガイドを半分くらい上げておき

コンクリートに当たらないようにします

立ち上がって覗き込むようにして 刈らないと

見えにくいのでコンバインを傷めてしまいます。


畦際を刈り取った後は こんな感じでほんの少しだけ残ります

DSCF3578.jpg

DSCF3579.jpg

まあ これだけは手刈りしないとだめですね


手刈りなしの稲刈り方法 その2 

カテゴリ:稲刈り

窪地でうまく行ったので 続けて手刈りなしを実行しました



入口が左の田んぼ 菜の花の大地です

DSCF3592.jpg


ここでも畦際2条を残し まっすぐに刈りながら入りますが

コンバイン2台分くらいの距離を刈ったらバックし

DSCF3593.jpg

田んぼから出て となり2条を刈り広げながら入りなおします

4回くらい繰り返すと コンバインの向きを変えられます

DSCF3595.jpg

あとは前回と同じように 畦際2条を残し

隅は刈り広げながら 田んぼを1周します

こんな感じで残っていきますね

DSCF3596.jpg

3周くらい回ったら またコンバインの向きを変えて

逆刈りで畦際を刈って行きます

ナローガイドを上げ忘れると コンクリートの畦畔にあたって

機械を大きく傷めますので気を付けてください

また ナローガイドを全部上げると 株元が引っかかって

きれいに稲が送られません

DSCF3607.jpg

コンクリートのぎりぎりを刈りますので

必ず 立ち上がって覗きこまないとコンバインを傷めます

DSCF3608.jpg


この方法だと 手刈りしたのを脱穀するときに藁がかたまって落ちることもなく

暑い中 手作業の量をかなり減らすことができて

能率よく稲刈りができました。


第一回目の籾すり終了です 

カテゴリ:稲刈り

今年は稲刈りの日にちを短くしようと

窪地(0.7反)と大地(2.3反)を一緒に刈りました。


我が家の乾燥機は13石しか入りませんので 1.5反分です。


乾燥機の水分計が壊れている可能性がありますので

籾を入れたすぐに通風乾燥しながら 乾燥機で水分を測りながら

手でも測りました。


結局 大きく狂っていることもないようでしたが

一気に乾燥せずに 水分17%くらいで止まるように設定して

朝の3時ごろ 止まったみたいです

DSCF3637.jpg

7時過ぎまでおいて 水分の高い青籾から完熟籾に

水分が移行するのを待って 再度熱風乾燥をはじめ

15%まで落としました。


水分計でチェックすると ほぼ完璧に水分15%にできました。


への字と菜の花が混じってしまいましたが

今年もきれいな仕上がりになったと思っています。


大地の残りを籾すりしてみないと分かりませんが

今年はかなり収穫量が少なそうです。
DSCF3658.jpg


でもまあ やっぱり嬉しくてすぐに精米してきました


嫁に炊いてもらったて試食もしましたが 去年よりもおいしいとの事

これなら自信を持って知り合いに買ってもらえます。


それでね 晩ご飯の時 娘が問題を出してくれました

二つの皿のどちらが今年の新米ですか?ってね

DSCF3657.jpg

冷蔵庫で冷やしてあったので どちらも冷や飯でして

片方は しっとりとしたねばりがあり

もう一方は 米一粒一粒の歯触りがつるりとして 

もちろんコシヒカリ独特の腰のある粘りがとてもよい食感でした。


後者を選んで正解だったのですが コシヒカリ一年たつと味が落ちると思ってたのに

案外 いけるもんだなと考えなおしました。


稲刈りの途中 急に疲労感がして帰宅し籾すりをしていた長男に変わってもらいました。

たぶん 熱中症になりかけてたのかも分かりません。

昼食の時 缶ビール2本も飲んだのがよくなかったかな~



さあ 明日からも頑張りますよ

ぬかるんだ場所のコンバインの使い方 

カテゴリ:稲刈り

一枚の田んぼで 用水に藻が生えて水位が上がり

水が入ってしまった田んぼがありました。

DSCF3516.jpg

それで稲刈り前に この藻を引き上げて水はけを良くしたんですが

DSCF3524.jpg

やっぱり水が入ってしまい 稲刈りの時

この水口の近くは かなりぬかるんでしまいました。

DSCF3615.jpg

こういう場所では コンバインのクローラー(走行部)が沈み込みながら進みますので

その分 刈り取り高さを上げ気味にします。

DSCF3636.jpg

同じところを走ると 前より柔らかくなっているので

条刈りしている場合は コンバインが右に傾いてしまいます。

これを体で感じながら 刈り取り高さを思い切って上げていきます。

何もしないでそのままの高さで刈り進むと デバイダーが土にめり込んだり

稲が株ごと持ち上がってきて 刈り取り部やカッターに詰まります。


また 枕字で旋回する時は なるべく同じ場所を通らないようにします

DSCF3633.jpg

この写真では その場旋回していますが

方向変換は なるべく大きく広い範囲でした方がにじりこみにくいです。

DSCF3635.jpg

もしもコンバインが動かなくなったら

クローラーを動かすたびににじりこんでいきますので

悪あがきせずに 太い丸太などを早めに敷き込んで対処しましょう



家族総出の稲刈り 

カテゴリ:2010年稲作

毎日暑い日が続いています

酷暑をと言ってもよいくらいでしょう。


最近の稲刈りは コンバインがグレンタンク式になって

一人か二人でできるようになりました。

DSCF3674.jpg

午前中 籾すり 午後 稲刈り とのんびりしてたのですが


今川の田んぼを24日に農協のライスセンターに持っていくつもりが

その日は休みと言う事を友人が知らせてくれたので

急きょ 3反近くを半日で刈り取りすることになりました。


長男が最後まで手伝ってくれたので助かりました。


DSCF3694.jpg

嫁も娘も手伝いに来てくれて

DSCF3685.jpg DSCF3686.jpg


見能林町のライスセンターへ持って行きました

DSCF3681.jpg

さすがにスケールの大きいところですので

コンテナからの投入も最大で出してもホッパーは平気でしたね

DSCF3679.jpg

今川の田んぼ 1.7反を刈り終わったのが5時過ぎになってしまい

我が家の乾燥機に入れる分 篠原の田んぼの半分を刈り終わったのが

夜の8時を回っていました。


晩酌のビール 1.5リッターは飲んだかな・・


コンバインの収穫ロス 

カテゴリ:コンバイン

今年はよく出来てたのに収穫してみたら案外少なかった

って事なかったですか?


知り合いの農機屋さんに聞いた話ですが

コンバインは 稲穂から全ての籾を回収してるわけではない

って事でした。


つまり 数パーセントは後ろに籾を落としながら刈り取りしてるんです。


切りワラを落としてますのでかぶさって見えませんが

確かに後ろに落ちてました

DSCF3585.jpg

なぜ 全ての籾が回収できないのでしょう?


コンバインの脱穀部の仕組みを調べてみました


刈り取られた稲は 順序よく一列に搬送チェーンで

脱穀部に送られますね

DSCF3618.jpg



脱穀部のカバーを開いてみました

DSCF3744.jpg

上に見えるのが扱ぎ胴です

山形に突起した扱ぎ歯がいくつも付いています

下の青い網が受け網で この網を漏下したものが

下の奥の方に見えている白い部分 揺動棚の上に落ちます


また 扱ぎ胴の上の方には深扱ぎによる藁の滞留を防ぐための

藁切り歯が付いています

DSCF3746.jpg

ワラの入った状態では こんな感じですね

DSCF3703.jpg

揺動棚では 比重の違いでワラが浮き上がって下に籾があります

DSCF3705.jpg

籾を回収してる部分は横のカバーを外し のぞき窓を開ければ分かります

DSCF3708.jpg

トウミファンと1番と呼ばれる籾を回収するラセンが見えます

DSCF3714.jpg

簡単に説明すると揺動棚で選別された籾を

トウミファンでさらに風選し 

一番に落下した籾を ラセンで籾タンクに送ります


一番ラセンがこれです
DSCF3709.jpg

トウミファンのアップです

DSCF3713.jpg


さらに 選別しきれなかった籾とワラが混在したものは

2番に落下し 再度扱ぎ胴に戻されます

2番口の写真は籾タンクを外さないと撮れないので

今回うまく撮影できませんでした

DSCF3721.jpg


選別が悪くなると 2番も通り過ぎて後ろに落ちてしまうんですね


原因は 刈り取りスピードが速すぎて過負荷になった場合

深扱ぎによる過負荷 湿った籾で選別低下 2番口の詰まり

などがあると思われます。


それで 収穫ロスを少なくする稲刈りのテクニックですが

少し先で書いてみたいと思います。


次の年に書いた記事だけど コンバインロスの注意点も参考にしてね

もみ殻の処理 

カテゴリ:2010年稲作

こちらの村では 5反百姓が多いので

ほとんどの家で「もみっこ」を使っています


DSCF3741.jpg


小さなチリと空気は前の筒から排出し もみ殻だけを袋に入れられます

これもまた年代物ですが 今は認知症で寝たきりの父親が使ってたものです。

DSCF3735.jpg

もみ殻の袋を田んぼに持っていき 袋の口を開けて引っぱると

案外簡単に広げられるんですよ

DSCF3738.jpg


コンバインの旋回した所など ワラが落ちてない所に広げました

DSCF3736.jpg

もみ殻は炭素率が高く 稲の分げつを妨げる時があります

いつもコメントをくれているへのへのもへじさんが書いてた

田んぼが冷えると言う表現がぴったりの感じになりますが

薄く広げておけば支障はなく 地力をつけるにはよさそうです。


炭素率(C/N比)とは 有機物の炭素含有量を窒素含有量で割った値ですね。

微生物が有機物を分解するときに窒素を必要としますが

炭素率が高いと有機物の窒素だけでは足りなくて 土中からも窒素を取ります

稲とバクテリアがチッソの取り合いをするようになって

分げつに支障が出るわけです

気温が上がって 腐熟が進むと分解された窒素が放出されるので

問題なく肥効が現れるのですけどね。


そんなわけで田んぼに有機物を入れる時は

この炭素率を頭において入れる時期など検討した方がよさそうです。

耕作放棄地の復元 

カテゴリ:未分類

長男が家を建てたので 0.7反になった窪地ですが

隣が耕作放棄地になってます。

DSCF3732.jpg

ここの地主さんが「迷惑をかけたらアカンから除草剤を撒く」

と言いだしたんです。

笹が生い茂ってる部分もあり 元の田んぼに復元するのは

かなりの労力が必要かと思いますが 私が田んぼを借りることにしました。

稲を植えるのはちょっと無理でしょうが 

畑として利用しようかと思っています。


さっそく 草刈り機で悪戦苦闘しながら刈り上げました

DSCF3742.jpg

刈り取った草や竹を積み上げて 雑草堆肥にしてやろうかと思っています

まだ 根元まで刈り上げができてませんので これからが大変です。


これから一苦労するでしょうけど どこまでできるかワクワクもしてます。


さっそく 井原 豊さんの図解家庭菜園ビックリ教室と言う本を買ってみました。

明日には届くでしょう

定年後の事も考えて だんだんと畑作りにも挑戦していきますよ。


ブログパーツ