今年も薄植えの田んぼは哀れな姿 

カテゴリ:への字稲作

ずっと続けてきた(8年)への字稲作ですが

基本は何度も書いてる薄植え疎植でしたよね。

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先日の大雨で冠水したから野萎えてしまった我が家の田んぼ

赤いの2枚がそうです、写真をクリックすればよく分かる。

よそはちゃんと苗が見えてるのに我が家だけ何にも植えてないみたいでしょう。

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近くで見るとこんな感じで苗はべたっと寝てるのが多い

それにしてもみすぼらしい姿です。

除草剤をやって3日目に大雨が降ったから水をあまり落としてませんが

これからは浅水管理に切り替えていきます。

なぜここまで薄植えにこだわるのか前に記事にしたことがありました。

それにしてもこれで米が取れるのか不安なる時期ですが

これからまだまだ差をつけられていくんですよ

6月中ごろに一発逆転を楽しみに辛抱の期間です。

への字稲の根 

カテゴリ:への字稲作

さて出穂まで1ヶ月を切りました

への字稲作では最初に肥料をやってないので

稲の根っこは肥料を求めて深く伸びる

実際のところはどうなのか? 掘り上げて調べてみた

スナップショット 7 (2015-06-26 10-27)

スコップで広めに掘り上げ 田んぼの中で洗いながら泥を落とした

隣の田んぼも頼んで掘り上げさせてもらい 比べてみた。

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隣の慣行栽培のコシヒカリは根っこの長さ15cm

我が家のへの字栽培のコシヒカリは30cmでした。


スナップショット 10 (2015-06-26 10-35)

根っこの色も 隣は茶色いのに比べ

我が家のへの字稲は白くて太い根でした。


さて茎も根も十分充実した稲に育った

まだすこし成長を続けるだろうから

根っこももっと深いところまで伸びるかもしれんなあ・・


今回は動画も残しました。


V字はウサギ への字はカメ 

カテゴリ:への字稲作

忙しくしてて稲もほったらかしになってたけど

今年の出穂予測は7月25日頃と考えています。

今日で出穂43日前 硫安一発のへの字稲作では追肥の頃ですが

よその稲はどんどん分げつして条間が見えなくなるほどになってます。

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今は元肥の窒素が切れてきて葉色が薄くなり 中干しで茎数の増加を抑えています

ちょうどウサギとカメのレースで最初からすっ飛ばしたウサギが休憩してるところかな


我が家のへの字稲はなかなか茎数が増えてこなくて

さすがに自分でも心配になってきて追肥が必要かと考えているところでした。

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ところが最近は急に葉色が濃くなって 分げつも進んできてます

茎数が増えてきてこの状態ですからね。

鶏糞の肥効は判で押したようにタイミングよく効いてくるもんです。

葉色が上がってくると茎数も追いついてくると少し安心してます。

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現在 これくらいの茎数で目標の半分くらい 15本くらいでしょう

さいしょからゆっくりと成長してきたへの字稲はのっしのしとレースをこなすカメのようです。

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V字稲は混み合っていかにも多収できそうに見えるけど

稲刈りの頃には茎数は半分くらいに減ってきます。

毎年の事だから分かりそうなもんですが、百姓はこの姿に満足するんですね。


さてマイペースで成長を続けるへの字稲

最終のゴールでは逆転優勝して見せます。

中期に賑わしいだけの草イネ(穂が付かないから草イネだよ)に

負けるはずがないですからね。

2011年稲作のまとめ 

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毎年定点観測を続けていますが ブログのあちこちに点在してるので

動画にまとめてみることにしました

今回は一番多収した2011年の篠原の田んぼを追跡した。




V字稲作をかじってみた 

カテゴリ:への字稲作

まあ今までに書いてた記事を動画にしただけのものだけど

悪口ばかり書かずにV字稲作の良いところをなんとなく語ってみた

ほんらいへの字とV字を登熟率を中心に話したかったけど

話下手でいつの間にかV字の話ばかりになってしまいした。



への字稲作実践記 第3弾を作りました 

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あらたまってへの字稲作の事を説明しようと思っても

どうも思い通りにできない。

なぜ出穂45日前に肥料をやるのか

その説明だけでもかなり時間をかけた割に

納得のいく説明になってません。

写真を入れて文字を書き込み ナレーションをして

その長さを合わせる

たった数分の動画でも3時間以上かかった。

まあ ないよりましかでよかったら見てください。



への字稲作の実践記②を作った 

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前回伝えたいことがうまく動画にできなかったので

今回は時間をかけて作ってみたけど

やっぱり納得がいかないなあ



しゃべり方が下手だし 内容も疎植にする理由の勘どころをついてない

でもまあ よかったら見てください。

への字稲作の実践記を動画にした 

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動画の説得力には感心させられます

トラクターの動画では思わぬ反響がありました。


長年続けているへの字稲作を動画で簡単に説明してみようと

パソコンに付録のムービーメーカーで作ってみました。

自分では内容が全く納得いかない

誰でもがへの字稲作について分かってもらえるまで

何度でも作ってみるつもりです。

まあ、今回は入門のつもりでアップしてみました。



への字もⅤ字稲作もブログを書きながらだいぶ理解してきたつもりですが

実践ではやっぱり思い通りに行ってないので偉そうなことは言えないけど

稲作の基礎を動画で説明できればなともくろんでおりま~す。

疎埴じゃないとへの字稲作はできないのか? 

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への字稲作を本格的にやり始めたのが5年前からで

いろいろと試行錯誤しながら続けています。

最近は菜の花や鶏糞による有機肥料のへの字稲作に進んでいますが

基本の疎埴 薄植えはこだわってやっているつもりです。


今年も隣の普通栽培(V字稲作)と比較していこうと思っていますが

田植えから10日目くらいの写真

左 我が家の田んぼ  右 隣隣の田んぼ
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なぜ 疎埴じゃないとへの字稲作にならないんでしょう

肥料をやるタイミングをへの字型に効かせるように

元肥を止めて出穂45日前に肥料をやっとけば葉色はへの字型になる

これでへの字稲作になったと思うのはあさはかな考えだね。


稲の炭酸同化作用によってデンプンが作られお米を実らせる事は分かりますね

茎数を沢山立てて沢山の穂を作り 沢山の籾数を確保すれば

収穫量は増えるように思いますが

実際には茎数が増えすぎるとお互いの葉が影を作り

その炭酸同化作用(光合成)が鈍ってきて

デンプンを作るスピードが落ちてしまう

つまり田んぼの稲は群落としての考え方が必要なわけで

一粒の籾を太らすのに葉の面積がどれくらい必要かと言う事を求めて行くと

自然と1反当たりの適切な籾の数が決まります。

井原さんはコシヒカリなら坪12万粒くらいが適当だろうと書かれています。

1穂に100粒付くとして穂の数は坪1200本

120粒なら坪1000本が適切な穂数です。


我が家は坪37株で植えているから 1株27本~32本

もし60株植えなら 1株16本~20本

これで計算上は最適な茎数です。


ところが最初から5本植えだと1本の苗が6倍に分げつすればよい事になるが

稲はまだまだ分げつを進めてしまい 無効分げつになってしまう

60株の普通栽培ならなおの事 5本植えだと4倍に分げつすればよい事になり

実際はまだまだ増えるから無効分げつも多くなってしまうわけです。


だからへの字追肥の頃に増える余裕がないとへの字育成しない

つまり疎埴薄植えじゃないとへの字稲作にならないと言うわけっす。


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昨日 近くでポット田植え機で田植えをしてる所を見かけたので

見に行ってみるとみのる産業の土付き成苗田植え機のようだった。

苗箱の形から分かった。

植えこみ本数が薄植えでそろいやすく 葉齢から見ると中苗の大きな苗

への字稲作にはもってこいなんですが我が家では手が届きません。

への字やるには家族を説得してから 

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への字稲作 だんだんと分かってきましかね。

疎埴 薄植え 無肥料で初期をなるべく寂しく

出穂45日前から への字追肥をして茎数を稼ぐ

晩期茎数確保型でしたね。


初期をさみしく作るとこうなります。(左下がへの字の田んぼ)

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これを見た家族はどうでしょう?

「これでは絶対米取れん」と怒鳴られるにきまってますよ。

我が家の場合 最初始めた頃は両親ともに認知症になってましたから

嫁さんが不安がってましたね。その時の記事

そして田植え機の苗掻き取り量最小で植えた田んぼは

欠株だらけ 連続して植わってない所が一杯でした。

機械植えで1~3本植えなんて無理 0~5本になってしまうんです。

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今度はこれを見た近所の人が、もう一度代かきして植え直せなんて言われる始末。


とにかく家族は説得しとかないと

自分が留守の間に肥料を振られてしまっては元も子もないですからね。


やってる本人も勇気がいりますが、家族はなおさら不安になるはず

今年だけは思い通りにやらせてくれと説得して下さい。


最終的にバリバリとした太い株に大きな穂が付くのを見たら

次の年から家族も近所も黙って注目してくれますよ。

への字稲作の第一歩 薄植え疎埴 

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今年もへの字稲作まっしぐらで行きます。

への字稲作で大事な事は初期をなるべくさみしくでしたね。

45日前のへの字追肥の頃 茎数が少ないほど追肥が多めに打てる

開帳した分げつも疎埴にすればできるでした。


田植えから15日目の我が家のたんぼ(左)とkさん(右)の田んぼです

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kさんは4月20日に植えてますのでわずか3日早いだけですが

見るからに茎数の違いが分かります。

側条施肥ですので早くも元肥を吸って色が濃くなってきました。

もうすぐ分げつをはじめるでしょう。


その東側 kさんの田んぼ(左)と我が家の田んぼ(右)

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こちらは5月3日に植えましたので約二週間遅く植えています。


そしてもっと東では新しく小作をはじめた田んぼが集中してます

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上の方に見えるのが隣の田んぼ 手前2枚は我が家の田んぼです。

こちらは約10日遅く植えてますが

それでも植えこみ本数の違いがはっきり分かります。


アップで見ると隣はこんな感じ 隣の田んぼ

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我が家の薄植え

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分げつ茎で茎数を稼ぐへの字稲作ではこれくらい薄植えにしておかないと

追肥後の茎数が増えすぎる

欠株もかなり出ますが20%くらいまでなら問題ないです。


への字とV字の施肥費用 

カテゴリ:への字稲作

数日前に農協から来年の稲作に向けて

肥料の注文書が届きました。

一緒に入っていたのが去年と同じですが

平成24年度水稲早期栽培管理歴です。

肥料の価格表と見比べながら 肥料に掛かった経費を計算してみました。


通常のV字稲作の場合

2月 土壌改良剤 米太郎(ケイカル+BMヨーリン+鉄) 200kg  1030円×10

4月 基肥一発肥料 イネひとふり 40kg  3300円×2

9月 稲わら分解  石灰窒素   20kg  3300円

合計 約2万円です

我が村では 土壌改良材と石灰窒素を省いて 基肥一発肥料を60kgやってるところもあり

それだと 合計 約1万円です。


への字稲作の場合

我が家の今年の施肥体系を振り返ってみると

土壌改良剤 なし  元肥なし 

中間追肥 硫安 20kg 1100円  尿素 5kg 2000円÷4

穂肥 過リン酸石灰 10kg 1450円÷2

合計 約2300円


菜の花稲作の場合

我が家の今年のやり方だと

菜の花の種 5000円  鶏糞 多く見て3000円

硫安 15kg 825円

合計 約 8800円


さて 経費をかければその分収穫量がますのであれば良いのですが

ほとんど差がないか への字の方が勝っているようにも思えるのですが

そうそう それに苗代

V字稲作の場合 23箱×600円=13800円

への字の場合  10箱×600円=6000円


結局 農協の指導通りに作れば  33800円

への字で作れば 8800円

あまりにも差が出ましたね~



への字稲作の醍醐味 

カテゴリ:への字稲作

はの字栽培さんから質問を頂きました。

「茎の太さを均等に太くするにはどうしたらよいのでしょうか?」

でしたね。

への字稲作の肝心な所ですのでじっくりと書いてみます。


下の比較した写真を見てください

分かりやすいようにペットボトルを置いてみました。


窪地(への字稲作)        隣(慣行稲作 元肥え一発)
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写真はサムネイルです クリックで大きくなります。

隣は2日遅れで植えたコシヒカリです。

茎の太さが全く違って 別な品種のように見えるのが分かりますか。



最近当ブログに来られた方の為に

への字稲作の復習をしてみると


通常の稲作は 田植えの頃に元肥をやって

最初から葉色を上げて初期の分げつをガンガン稼ぎ

元肥が切れてくる頃 分げつが増えすぎないように

中干しをして茎数の調整をします。

穂が出てくる少し前に穂肥をやって

また葉色を上げていくのでしたね。

(元肥え一発肥料はコーティングして時間差で穂肥が効いてくるようになっている)

V字型に葉色が変化するのでV字稲作と呼んでいます。


一方 への字稲作は

元肥なしの無肥料で出発し

出穂45日前に窒素肥料をどさっと効かし

中期から葉色を上げていき 分げつもこの頃から増やします

後はなだらかに肥効が醒めていきながら収穫を迎えます。

への字型に葉色が変化するからへの字稲作でしたね。

もうひとつ大事な事は への字稲作は疎埴薄植えを基本とします。


それで なぜ への字稲作にすると茎が太くなったかですが

6月に分げつの増え方と言う記事を書きましたが

その写真をもう一度出してみます。

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4 5 6葉の分げつは細く 7葉は太い分げつが出ています。

この後 9葉まで分げつ芽が出てきましたが全て太い分げつです。

4葉が分げつにならなかったのは 元肥をやってなかったからです。

太い分げつになって行く7葉が出始める頃に

への字追肥をやっていました。葉齢を書き込んだ記事

つまり初期の細い分げつが出る頃はなるべく寂しくしておいて

後半の7葉以降 太い分げつにつながる出葉の頃 がんがん稼ぐわけです。


V字稲作の場合は 初期の4葉から分げつを稼いでいますから

茎が太らずに分げつを出していきます。

画面上方 V字稲作  下方 への字稲作  6月1日の記事
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分げつを出しているから茎が太る暇がなく また細い分げつが出てしまいます。

後半の7葉以降の分げつは 元肥が切れて葉色が落ちていますし

中干しをしていますので かなり制限されてしまいます。

一株の植えこみ本数の多い株では 4葉の分げつはほとんど死んでしまい

無効茎となってしまいます。

40本近くまで増えた分げつが 穂を付けてみたら20数本になるのはこのせいです。


さて太い茎ばかりに仕上がって 無効茎もほとんど出すことなく

一株25~30本くらいで順調よく来た への字稲作ですが

登熟期を迎えて 稔実歩合がどこまで上がるかで収量が決まるでしょう。


これは このブログ読み続けるしかないね。




分げつの増え方 

カテゴリ:への字稲作

二日ほど降り続いた雨も今朝は止んでいました。

朝早くから田んぼを見てきたのですが

葉零をチェックしていて気がついたことがありました。


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ボールペンで数字を書き込んでいってる株です。

写真ではわかりにくいですが 7葉から分げつ芽が出ていました

それでよく見ていくと6葉も分げつになっています

思い切って株を引き抜いてみました。

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植え付け時 3本苗の株です。

親茎を崩さないようにばらして

ボールペン字がわかりにくいので

画面に数字を入れてみたのがこれです。

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今 出葉してるのは元の方から別れて

みんな分げつ芽になって行くんですね。

田んぼで苗を観察すると分かりますが

一番外側の分げつほど細い小さな分げつになっています。

つまり4~6葉の分げつは細く 後から出てくる分げつほど太い

写真では 4葉は分げつになっていません。

への字稲作では 元肥なしですので4~6葉をなるべく分げつさせないのです。

後半に出てくる太い分げつをたくさん出させる為に

出穂45日前までへの字追肥しないのはこのためです。


普通のv字稲作では 元肥が入っていますので

この初期の細い分げつが多く出て

肝心の後半の太い分げつが出る頃は 中干しで抑えてしまいます。


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これは今畑で作ってるキュウリですが

葉が出るたびに上へ伸びていきますが


稲は9葉か10葉までは出葉しても上へ伸びないで

横に分げつしていくのでした。
 


への字は病気や害虫に強い 

カテゴリ:への字のメリット

への字稲作の場合 出穂45日前の追肥から収穫まで後期の肥効が続きますので

太い茎葉と濃いめの葉色で 稲に活力があります

だからと言って 害虫が寄ってこないかと言えば そうとも言えませんが

実際のところ 慣行稲作よりも害虫に強いという実績を聞きます


また 株間が広いことと下葉がすっきりしていることで 風通しが良くなり

病気にもかかりにくいです

我が家では そこまでうまく行ってませんが 将来40株植えにまで落とせたら

現実に 無消毒の稲作ができると確信しています


への字稲作は 稲本来の育ち方に沿ったやり方なので

無理なく稲自身の抵抗力を引き出せるのでしょうね

への字稲作は倒伏しにくい 

カテゴリ:への字のメリット

への字稲作の場合 疎埴と薄植えによって苗一本一本が広い空間を得ることができ

しっかりとして育ちます


出穂45日前の追肥まで無肥料の状態ですので 苗はがんばって根をどんどん伸ばします

隣の株との間が広いので十分に根を広げられ 

中干しをしないので 根を傷めることなく(特に髭根) 追肥後 急速に分げつが進みます


後期の分げつを始めるまでに 主茎となる苗は太くしっかりと成長していますので

あとから出てくる分げつ茎も同じように太く固い茎となります


また 分げつの後のラグ期をほとんど持たずに出穂しますので

穂首節の長く 下位節間が詰まった 倒伏しにくい稲に育つようです






への字稲作は経費が半減します 

カテゴリ:への字のメリット

への字稲作では 田んぼに使う肥料を即効性窒素肥料の硫安を使いますが

価格が20キロで1300円程度で 元肥一発肥料の4300円に比べると格段に安いですね

また 施肥量も多くて30キロまでですので まだ安くなります

他に土づくりの肥料も省けます


苗は 疎埴プラス薄植えですので 苗箱の数が半分近くに減らすことができます

こちらでは 反当り20枚使っていたのが 10枚以下になりました

農協(JA)の苗を使っていますが 一枚600円です


少ない経費で 収穫量はどうなるのでしょうか

去年は大失敗でしたが その前の年よりも多く採れました 3石(450キロ)→3.3石(500キロ)

今年はまだ結果が出てませんが

一般的には 反当り4石(600キロ)が見込めそうです



への字稲作とは 

カテゴリ:への字稲作とは

への字稲作とは 故 井原 豊さんが提唱した方法で

肥料を元肥なしで初めて 穂肥えもやらない

ただ 出穂45日前ごろに 窒素肥料を与えて  後はゆっくり肥効が覚めて行く

この肥料の効き方が 文字のへの字に似てることから への字稲作と呼ばれています


これに対して

一般的に行われている稲作は  初期茎数確保型で

田植えと同時にやった元肥で どんどん分げつを出し

20本を超えたころから 中干しと窒素の中断をして 分げつを止めます

出穂2~3週間前から 穂肥えを与えてまた稲の色を濃くしていきます


つまり 肥効の現れ方が文字の Ⅴの字に似てることから Ⅴ字稲作とも呼ばれています



への字稲作は 中後期分げつ型の稲作ですので 疎埴 薄植え を基本とします

関連記事   追肥前    出穂前   稲刈り


への字稲作イメージ                    Ⅴ字稲作イメージ
への字2Ⅴ字

への字稲作を写真を使って詳しく説明している本がありました
井原豊のへの字型イネつくり          

井原豊さんを追悼記念の本です
井原死すともへの字は死せず



への字稲作との出会い 

カテゴリ:への字稲作

私がへの字稲作を初めて知ったのは とあるお百姓さんのホームページに出会ってからでした

肥料の事か何かで検索していて 見つけて その時は への字稲作と言うのがあるんだな

くらいに思っていましたが 次の年 やっぱり気になって 読み直してみたんです

それが4年くらい前のことでした


今まで 父親から引き継いで 15年くらい稲作をやってますが

農協の栽培管理暦に従って 施肥管理 水管理 などをやってきました

なぜ そのような栽培法がいいのかも分からず 理屈抜きの稲作でした


隣のまねをしたら いいだけの稲作は もうやめようと思っています


少ない肥料で たくさん採れる への字稲作は 小規模の農家にうってつけの

水稲栽培だと思っています


このカテゴリーでは への字稲作について 分っているところを少しづつ書いていこうと思っています


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