収穫ロスを少なくするコンバインの使い方 

カテゴリ:稲刈り

以前にコンバインの収穫ロスと言う記事を書きましたが

その収穫ロスをなるべく少なくする使い方をまとめてみました。


その前に別記事 手刈りなしの稲刈り方法 手刈りなしの稲刈り方法 その2

も参考にしてください。


収穫ロスの原因は 深扱ぎ 過負荷 などが主ですね



深扱ぎにならないようにするには 刈り取った稲の長さが

揃っている必要がありますね

短い稲があると扱げてないような気がしてどうしても深扱ぎにしてしまいます

DSCF3622.jpg

それで 稲の長さを揃えて刈るには 条刈りする事です


横刈りすると刈り幅より広く刈ってしまうので

株の高さが一定になりません

DSCF3568.jpg


周回刈りでは 横刈りの時に短い穂が入ってしまいます


枕でコンバインの旋回が十分できるようになったら

早めに中割をします


なるべく条間がそろったところを選んで

DSCF3626.jpg

このときだけは 2条刈りでも3条かけて刈りますので

ゆっくりと刈り進みます


中割り以降 横刈りはせず 中割した部分を広げるように刈ります

DSCF3632.jpg

枕字ではバックに入れないで前進のまま大きく回ります

こうすることでかなりの時間短縮になります

DSCF3634.jpg

中割り部分が広くなってきたら 横刈りをしないで外側も刈ります

この時もバックに入れないで前進のまま大きく回ります


中割する位置をよく考えて 空走りの距離を短くするようにします


なるべく無駄な動きをしない刈り方だと ゆっくり刈っても

トータルで時間短縮になり 過負荷にしなくてすみますよね


条刈りを考慮した効率のよいコース取り

一度試してみてください



ぬかるんだ場所のコンバインの使い方 

カテゴリ:稲刈り

一枚の田んぼで 用水に藻が生えて水位が上がり

水が入ってしまった田んぼがありました。

DSCF3516.jpg

それで稲刈り前に この藻を引き上げて水はけを良くしたんですが

DSCF3524.jpg

やっぱり水が入ってしまい 稲刈りの時

この水口の近くは かなりぬかるんでしまいました。

DSCF3615.jpg

こういう場所では コンバインのクローラー(走行部)が沈み込みながら進みますので

その分 刈り取り高さを上げ気味にします。

DSCF3636.jpg

同じところを走ると 前より柔らかくなっているので

条刈りしている場合は コンバインが右に傾いてしまいます。

これを体で感じながら 刈り取り高さを思い切って上げていきます。

何もしないでそのままの高さで刈り進むと デバイダーが土にめり込んだり

稲が株ごと持ち上がってきて 刈り取り部やカッターに詰まります。


また 枕字で旋回する時は なるべく同じ場所を通らないようにします

DSCF3633.jpg

この写真では その場旋回していますが

方向変換は なるべく大きく広い範囲でした方がにじりこみにくいです。

DSCF3635.jpg

もしもコンバインが動かなくなったら

クローラーを動かすたびににじりこんでいきますので

悪あがきせずに 太い丸太などを早めに敷き込んで対処しましょう



第一回目の籾すり終了です 

カテゴリ:稲刈り

今年は稲刈りの日にちを短くしようと

窪地(0.7反)と大地(2.3反)を一緒に刈りました。


我が家の乾燥機は13石しか入りませんので 1.5反分です。


乾燥機の水分計が壊れている可能性がありますので

籾を入れたすぐに通風乾燥しながら 乾燥機で水分を測りながら

手でも測りました。


結局 大きく狂っていることもないようでしたが

一気に乾燥せずに 水分17%くらいで止まるように設定して

朝の3時ごろ 止まったみたいです

DSCF3637.jpg

7時過ぎまでおいて 水分の高い青籾から完熟籾に

水分が移行するのを待って 再度熱風乾燥をはじめ

15%まで落としました。


水分計でチェックすると ほぼ完璧に水分15%にできました。


への字と菜の花が混じってしまいましたが

今年もきれいな仕上がりになったと思っています。


大地の残りを籾すりしてみないと分かりませんが

今年はかなり収穫量が少なそうです。
DSCF3658.jpg


でもまあ やっぱり嬉しくてすぐに精米してきました


嫁に炊いてもらったて試食もしましたが 去年よりもおいしいとの事

これなら自信を持って知り合いに買ってもらえます。


それでね 晩ご飯の時 娘が問題を出してくれました

二つの皿のどちらが今年の新米ですか?ってね

DSCF3657.jpg

冷蔵庫で冷やしてあったので どちらも冷や飯でして

片方は しっとりとしたねばりがあり

もう一方は 米一粒一粒の歯触りがつるりとして 

もちろんコシヒカリ独特の腰のある粘りがとてもよい食感でした。


後者を選んで正解だったのですが コシヒカリ一年たつと味が落ちると思ってたのに

案外 いけるもんだなと考えなおしました。


稲刈りの途中 急に疲労感がして帰宅し籾すりをしていた長男に変わってもらいました。

たぶん 熱中症になりかけてたのかも分かりません。

昼食の時 缶ビール2本も飲んだのがよくなかったかな~



さあ 明日からも頑張りますよ

手刈りなしの稲刈り方法 その2 

カテゴリ:稲刈り

窪地でうまく行ったので 続けて手刈りなしを実行しました



入口が左の田んぼ 菜の花の大地です

DSCF3592.jpg


ここでも畦際2条を残し まっすぐに刈りながら入りますが

コンバイン2台分くらいの距離を刈ったらバックし

DSCF3593.jpg

田んぼから出て となり2条を刈り広げながら入りなおします

4回くらい繰り返すと コンバインの向きを変えられます

DSCF3595.jpg

あとは前回と同じように 畦際2条を残し

隅は刈り広げながら 田んぼを1周します

こんな感じで残っていきますね

DSCF3596.jpg

3周くらい回ったら またコンバインの向きを変えて

逆刈りで畦際を刈って行きます

ナローガイドを上げ忘れると コンクリートの畦畔にあたって

機械を大きく傷めますので気を付けてください

また ナローガイドを全部上げると 株元が引っかかって

きれいに稲が送られません

DSCF3607.jpg

コンクリートのぎりぎりを刈りますので

必ず 立ち上がって覗きこまないとコンバインを傷めます

DSCF3608.jpg


この方法だと 手刈りしたのを脱穀するときに藁がかたまって落ちることもなく

暑い中 手作業の量をかなり減らすことができて

能率よく稲刈りができました。


手刈りなしの稲刈り方法 

カテゴリ:稲刈り

今年のこの暑さにはまいってしまいますね

去年までは前日に四隅と畦際の1~2条を手刈りしてましたが

今回は全くせずにコンバインで刈り取りすることにしました。


入口が右の田んぼ 窪地からです

新しく建てた長男の家のすぐ横に入口をつけましたので

田んぼ全体から見ると入口が右です
DSCF3528.jpg

このコンバインは全面刈りではないので 

田んぼに入る前に刈り取り部をなるべく右に移動しておきます

DSCF3541.jpg

畦際の2条を残し まっすぐに刈り進みます

DSCF3543.jpg

反対側の角まで来たら そのままコンバインの3倍くらいバックし

ゆっくりと左に2条くらい刈り広げます

このとき 刈り取り部を左に寄せておけば稲を踏まないですみます

また バックする時 一度ニュートラルにして刈り取り部を動かしておくと

刈り取った稲が田んぼに落ちなくて済みます。

DSCF3552.jpg

2~3回刈り広げますが バックする距離はだんだん短かくします


DSCF3554.jpg


十分に刈り広げたら また畦際を2条残して刈ります

DSCF3559.jpg

我が家はコンクリートの畦ですので デバイダーが当たる手前で止めると

やはり2条残ってしまいます

DSCF3560.jpg

結局 田んぼの隅はこんな感じで残ります

DSCF3558.jpg

反対側の畦際を刈ってるところ

DSCF3566.jpg


この作業を繰り返して 田んぼを1周したら

通常のように周回刈りをして 十分なスペースができると

コンバインの向きを反対にし 逆刈りで畦際を刈り取ります

DSCF3609.jpg

このときにナローガイドを半分くらい上げておき

コンクリートに当たらないようにします

立ち上がって覗き込むようにして 刈らないと

見えにくいのでコンバインを傷めてしまいます。


畦際を刈り取った後は こんな感じでほんの少しだけ残ります

DSCF3578.jpg

DSCF3579.jpg

まあ これだけは手刈りしないとだめですね



ブログパーツ