ケイカルは有効か? 

カテゴリ:地力

今朝 出勤途中で軽トラの荷台にケイカルを満載したのを見かけました

もうそんな時期になったのかって思いましたけど

我が村でも几帳面な家は毎年ケイカルを入れてます。

いわゆる土づくり肥料ですね。

ケイカルを入れた田んぼと入れない田んぼ

見た感じは全く変わりません

と言うか土はむしろ固くなってる感じがします。

収穫量に影響はあるのでしょうか?

自分の田んぼで施用した田んぼと施用しない田んぼで試してみてはどうでしょう。


稲の成分は約20%がケイ酸である事が分かっています。

単純に計算して1反当たり100kgのケイ酸が必要とされます。

ケイ酸(SiO)はマイナスイオンですので熔脱する分20kgを見込んで

反当120kgのケイ酸を毎年入れてやらなければいけません。

このうち 灌漑水に溶けて田んぼに供給される分が25kg

コンバイン藁の還元で60kg

差し引いた残りの35kgをケイ酸資材で補っていかないと

恒久的に田んぼでの供給が出来なくなることになります。

そこで30%のケイ酸を持つケイカルを100kg施用すれば

バランスが取れると言うわけです。


ケイ酸を十分与えてやることにより

稲の茎葉は固くなり 倒伏に強く

ゴマ葉枯れやイモチ病に抵抗性ができ

葉の直立によって影を作らないので光合成が促進され

登熟歩合がよくなり収量が上がると言うわけです。

どこもそうですが 肥料屋の言ってる事はおおげさなんです。

井原さんは灌漑水からは無尽蔵にケイ酸は供給され

土そのものは本来ケイ酸で出来ている

竹やぶの竹は一度もケイカルを入れた事がなくても

何千年でも自生し ケイ酸を大量に含んでいる

肥料屋に騙されるなって言ってますよ。


元々ケイカルは製鉄所で鉄を作る時にできるスラグを元に作られています。

鉄鉱石を精錬して鉄を取り出す時 溶けた鉄の上に浮かび上がってくる不純物

これに沢山のケイ酸が含まれていてケイカルの原料になるわけです。

つまり製鉄所の廃棄物をお金を出して処理に一役買わされていると言う事。


さてほんとのところはどうなんでしょう

だから自分で試してみるのが一番

ケイカル施用区とそうでない田んぼ

収穫量にどれだけの違いがでるのか?

変化がなければ止めるべきでしょう

今年は土壌改良剤を試験比較します 

カテゴリ:地力

ブログ左サイドバー一番上の「管理人の産直店」

このホームページでいろんな方と知り合いになれて

お米も沢山買ってもらいました。


いろんな企業からもメールによる連絡を頂きました。

今回 ナチュラルクリエイトさまから豊土サングリーンと言う

土壌改良剤を勧められ 試験的に使ってみる事にしました。


豊土サングリーンはゼオライトと言う鉱物資材と微生物群を組み合わせたもので

菜の花鋤き込み後の腐熟にかなり効果が出るような気がします。


今まで地力資材や土壌改良剤は銭がかかるばかりで

それに見合う結果がでるのか眉唾でしか見ていませんでしたが

使ってみてよければ続ける だめなら止める

どちらにせよ 比較検討の価値はありそうです。


我が家の田んぼ オオジ 2.3反 に施用し

同じ大きさの 篠原の田んぼ 2.3反と比較していこうと思っています。


成長の違いや収量 お米の食味など 

同じ大きさの田んぼで比較するとよく分かるでしょう。

田んぼから持ち去るもの 

カテゴリ:地力

だいたい農業と言うのは その土地にある栄養を吸って

育った植物の一部を持ち去って行われる行為だから

持ち去った分を肥料で補ってやらなければ

持続的に続けていく事が出来ないわけでしょう


田んぼで稲を作った場合 ワラはコンバインで切って還元します

持ちかえった籾は 籾すり後の籾がらを田んぼに帰すべきでしょう。

そして玄米を白米にした時にできる米糠も田んぼに帰してやれば

持ち去るのはデンプンだけです。

デンプンは炭水化物ですから 水と二酸化炭素から

光合成によって生成されるわけですよね。


我が家ではもみ殻は均等に田んぼに撒く事はできませんが

もっぱら袋を引きずりながら田んぼに入れています

去年の写真ですが
DSCF3736.jpg


ニワトリの餌は主に米糠が使われているようですが

この鶏糞を菜の花の肥料として田んぼに撒く事で

米糠を還元したと考えています。


田んぼで出来たものは 出来る限り田んぼに帰す

ほんとに必要なものだけ持ちさる農業にしたいものです。





町で見かけた堆肥 

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今まであまり気にかけなかった土づくり

だんだんとその気になってきて

うまい米をどさっとたくさん採れる肥料はないものか・・

んなものあるかいな~~

やっぱり 土づくりは毎年コツコツとやるしかないのかね・・



そんなこんなで 最近 堆肥に非常に興味を持ち始めておりました

会社の近くのスーパー お弁当を買いに行った時

見かけたのが 特殊発酵肥料 ゆうきの里 でした

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成分は 袋に記載されてて

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ちょっと気になるのは おがくずです

炭素率がものすごく高く 腐熟するのに相当時間がかかるでしょうね

だいたい牛糞にはつきもののようですが 田んぼに入れるとどうなるのでしょうか


長男の為に3分の一ほど埋め立てた窪地(0.6反)で

今年施用してみようかと思ってます



有機資材の種類 

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地力を上げるには有機質肥料が一番効果的なことが分かってきましたが

どのようなものがあるのでしょう



堆肥 緑肥  前作の残渣  などがあげられます


堆肥   有機物を微生物によって完全に分解した肥料のこと

     実際には鶏糞や牛糞と稲ワラ 米ぬかなどを混ぜ合わせ

     適度の水分を与えて積み上げ 微税物分解時の温度上昇で

     より分解のスピードを上げて完全に発酵し終わったもの 


緑肥   当ブログでも実験的に始めた菜の花稲作

     レンゲやソルゴーと言った緑肥もあるみたいです

              

残渣   コンバインワラやもみ殻などを鋤きこむことも土づくりに

     大きく貢献しているみたいです

     また水田裏作の麦ワラもかなり効果があるみたいです


有機資材を調べていくうちに分かってきたことですが

炭素率(C/N比)と言うのがあります

Cは炭素の事 Nはチッソの事で 炭素含有量を窒素含有量で割った値です


なぜ炭素率が重要なのかと言うと

微生物が有機物を分解するときに窒素を必要とします

有機物に含まれる窒素を使って分解ができればいいのですが

炭素率が高いと窒素が足りずに土中から窒素をとりこんでしまいますので

その土地はチッソ飢餓になってしまいます


だいたいC/N比20を境に 

それより小さいと有機物分解時に窒素が放出され

それより大きい場合は逆に取り込まれます


慣行の稲作(V字稲作)をやってる人で 元肥えをやったのに

分げつが進んでこなかったことがありませんか

C/N比の高い稲わらを鋤きこむと 腐熟の為にバクテリアと

苗がチッソの取り合いをして 元肥えはバクテリアの餌となって

しまったからです


この炭素率を考察に入れて 有機資材選びが大事でしょうね

地力を上げる 結論は有機 

カテゴリ:地力

大師匠 井原さんは土づくりは粗大有機物を入れることにある

っておっしゃってます。


有機肥料だと先に述べた 物理性 化学性 生物性 を

すべて網羅してるんですね。



堆肥を使った場合  土の団粒化構造が促進される

地力とは腐植であると言い切ったホームページもありましたが

有機物による腐植が集まったものが団粒と呼ばれ、

水持ちがよく(保水性) 水はけがよい(排水性)

つまり 物理性が改善されるわけです


また 有機肥料特有の緩やかな肥効によって

持続的な養分の供給ができる 化学性


そして多くのバクテリアや小動物にとって絶好の食べ物になり

有機物を分解するとともに土中に残り

作物に良い影響を与えてくれるわけですね 生物性


土づくりの有機資材 どんなものがあるのでしょう

その使い方や効果は? 


もう少し調べてみます



究極の有機栽培~微生物農法資材・ラクトバチルス~ラクトヒロックス(1.3kg)


地力を上げる(土壌改良材) 

カテゴリ:地力

漠然としていた 地力 なんとなく分かってきました


では どうすれば地力を上げていくことができるんでしょう


農協の水稲栽培管理歴では 

稲刈りの後 稲わら分解促進の為、石灰窒素10a当たり20kg施し

深耕する

2月頃 土づくり肥料の施用

米太郎 (ケイカル+BMヨーリン+鉄) 反当たり 200kg

ケイカル (ケイサン+苦土+アルカリ) 反当たり 200kg

阿波カリン (P12+K12+Mg5.6+Si18) 反当たり 60~80kg

阿波のとれ次郎(P12+Si27+Mg12+アルカリ40) 反当たり 60~80kg


などが あげられています (肥料の名称は地方によって異なると思います)


これらの肥料は 前回 地力とは で説明した中の

化学性だけを補うもののように思います


他の物理性や生物性をも補えるのは

やはり有機資材でしかないように思います

色々調べていく中で一番気になってるのは 堆肥かな 


農閑期の間に いろいろと調べてみるつもりです



土壌と瞬時に団粒化する画期的な土壌改良資材!土壌と瞬時に団粒化!『EB-aエコ(1L)』 10P27Ju...


地力とは 

カテゴリ:地力

地力って言葉は雰囲気的には分かるけど 

具体的にはどういう意味かって考えるとはっきりしない面もありますね。


このブログに時々コメント下さる 新しい農のかたちさんで書かれてました

「地力」って何??と言う記事です。



「地力とは、土壌の持つ総合的作物生産能力」「作物を育てる土地の能力」のこと

つまり 作物が元気に育ち たくさん収穫できる 土地 あるいは土の事ですね


国はなぜか地力増進に力を入れてるみたいで

地力増進法 なんて法律まで作ってるみたいです


この地力増進法の中で 地力とは

「土の性質に由来する農地の生産力」と定義しています


土の性質とは、一般的に、透水性や保水性などの物理性、

保肥力などの化学性、微生物の状態などの生物性に分類されいます


物理性 ⇒ 水持ちがよく水はけがよい → 団粒構造

化学性 ⇒ 保肥力 → 長期的なゆっくりとした肥効  

生物性 ⇒ 微生物の種類と数 → 微生物による有機物の分解


ざっとこんな感じになりますか


さあどうでしょう 地力を上げるには どうすればいいんでしょうね





ポケット肥料要覧(2008年)




五反田の亀太郎 

カテゴリ:地力

今年の秋祭りでは 当屋の総代になっているので

神殿内で他の総代さんと酒を飲みながら色々と話しました。


1町7反の田んぼを作ってる総代さんがいまして

収穫量の話を聞いたのですが

地力のある田んぼでは 同じ肥料でもたくさん採れるそうで

4石とれる田んぼもあるとのことでした


米は地力で採れと言われるのもうなづけますね。


こんな話を思い出しました


戦前の長野県善光寺平で 武石亀太郎と言う人は

いわゆる5反百姓で我が家と同じですが

生活も楽ではなく 田んぼを広げることもできないことから

反当たりの収量を倍にすれば 田んぼが倍になったのと同じと考え

田んぼの地力を上げることに努力した人でした。


表作 米6石  裏作 小麦 12俵 を毎年収穫できるようになったと言います


彼のやり方はこうでした

稲を畦間30cmの並木植えにし 

秋になって稲刈りの後 刈株の列と列の間を

6寸(18cm)掘って その隣の刈株の間に重ねる

隣に小麦を蒔き その隣を同じように掘り起こす

その隣は 同じことを繰り返していく

2尺(60cm)の間隔で 幅1尺 深さ6寸の溝ができます

1月中旬ごろに未熟堆肥を 反当たり500貫(1875kg)

溝の中に散布し 掘り起こした土をかぶせていきます

小麦を刈り取った後 全面に稲の元肥えを施し 馬耕で代搔きを荒く行い

また 1尺間隔で田植えをします

6寸掘る場所を1畦づつ毎年ずらしていくと 3年で1枚の田んぼは

6寸の深さに全層掘り起こされ 堆肥もいきわたります


このやり方で 戦前に6石と言う高収量を得ることがて来ていたんですね




地力とは何か 少しづつ調べていきたいと思っています



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